FX業界シェアからみるFX業者のポジション
2022年店頭FX(OTC)業者は約60社と2008年のピーク時から半減しています。業者数が半減した背景には、投資家保護を目的とした金融商品取引法の施行によるFX業者の健全性強化と、業者間による顧客獲得・シェア拡大のための熾烈な競争があります。その結果サービスに魅力のないFX業者は淘汰されました。FX各社は競争を勝ち抜くために、他社より優れたサービスを提供し差別化を図っています。
更新日時: 2022年6月21日
業界シェア:取引高・口座数・預かり証拠金残高
2022年各社が公表している年間取引高、総口座数、預かり証拠金残高からFX各社の勢いを把握することができます。「 取引高=取引頻度 」「 口座数=顧客数 」「 預かり証拠金残高=顧客(資産)規模 」となります。各社が公表している数値をもとにプロットした図が以下となります。左軸は取引高、右軸は口座数、円は取引規模となります。右上のセル内が他社と比べて優れていることを示しています。
GMOクリック証券 、 DMM.com証券 の2強状態で、2022年もこの2社が高いシェアを確保しています。
※DMM.com証券は、 2022年5月20日時点で90万口座を突破 したことを発表しました。(総口座数はDMM FXと外為ジャパンの合算値)
※GMOクリック証券は、ファイナンスマグネイト社の年間FX取引高調査報告書において2021年FX取引高 世界第1位、日本国内では10年連続1位を達成したことを発表しました。 出典: GMOクリック証券:FX取引高 世界1位を達成 初心者におすすめFX会社を目的別に比較
※取引高:百万通貨を1億円として換算(1通貨=100円)
※年間取引高 :2021年1月から12月(DMM.com証券は2020年度:2020年4月から2021年3月は非公表、外為オンラインは2020年4月から2021年3月)
※ 総口座数・預かり証拠金残高 :2022年5月末時点(DMM.com証券は2022年5月20日時点、外為オンラインは2021年3月末時点)
今や米ドル/円0.2銭付近のスプレッドが業界最狭水準となっています。口座数はFX業者の人気度や支持率を示す指標となりますが、どうしても老舗・古参FX業者は営業期間が長いため有利です。しかし、ここに 取引高の指標を加える ことで、その口座を保有するトレーダーが 活発に活動しているか否 を判断することができます。口座数の割に取引高が少ない場合は、魅力あるサービスを展開する他社に移ってしまった、FXを辞めてしまった、ポジションをホールド(塩漬け)している人が多いと判断できます。
外為オンラインについて
外為オンラインは年に1回決算期にしか数値を公表しないため、 2021年3月時点 の数値となります。
外為オンラインは2008年頃FX業界で米ドル/円スプレッドは2〜4銭が一般的な時代に、いち早く米ドル/円のスプレッド1銭(原則固定)を打ち出した会社で、飛ぶ鳥を落とす勢いで他社からシェアを奪っていました。上記プロット図はデータが古いため参考値としてプロットしていますが、「 総口座数が多い=取引高多い 」とはならないことを物語っています。
2021年3月期の営業収益・経常利益で比較
スプレッド・スワップポイントで比較
FX業者の勢いを示す取引高、新規口座開設数、預かり証拠金残高の背景には、競合他社より魅力あるサービス展開が必要です。トレーダーがFX業者を選定する際に、最も重用視する スプレッド とスワップポイントを元に各社比較した結果が以下となります。
低スプレッド・高スワップの定義
当サイトでは低スプレッドと高スワップは以下を基準としています。
低スプレッド =主要通貨ペアのスプレッドの合計値が他社より低い、 高スワップ =高金利通貨ペアのスワップ配当実績の合計値が他社より高い。
FX業者を選定する際、ある程度の会社規模と信用力があれば、トレーダーは他社と比べて優位なサービスを提供しているかを比較します。提供サービスの中で最も重要視される項目が スプレッド です。スプレッドはトレーダーがFX業者に支払う取引手数料です。この手数料であるスプレッドが狭いほどトレーダーにとって有利な環境で取引きができます。そのため、FX各社はスプレッドの狭さをアピールします。ただし、 スプレッドは米ドル/円のスプレッドの狭さだけが強調される ことが多く、他の通貨ペアのスプレッドはあまり魅力がない場合があります。
当サイトでは、スプレッドを比較する場合は、「 主要通貨ペアの提供スプレッドの合計数値が小さいFX業者=低スプレッド提供業者 」と定義しています。
FX会社おすすめ3選
これからFXをはじめる初心者が選んで失敗しないFX業者は、 DMM.com証券、GMOクリック証券、外為どっとコム の3社です。この3社の中からメイン口座を選定すれば失敗はないと言っていいでしょう。
DMM.com証券
DMM.com証券は2020年8月に 口座数80万を突破 ※し、FX初心者から上級者まで幅広い層から支持されている業界大手のFX会社です。徹底した低スプレッド戦略、豊富な取引ツール、会社の規模・信頼性の高さ、手厚いサポート体制でFX初心者でも安心して取引きができます。主に 為替差益を狙った短期売買が中心のトレードにおすすめのFX会社 です。
※DMM FXと外為ジャパンを合算した数値。
解説ページ » DMM.com証券の評判とおすすめポイント解説
FX口座「豪ドル/円」のスワップポイントを比較して、
FX初心者にもおすすめのFX口座をランキングで紹介!
【2022年最新】豪ドル円スワップポイントランキング
【FX口座おすすめランキング】
「豪ドル/円」のスワップポイントが高いFX口座のランキングを公開!
FX会社(FX口座)の「豪ドル/円」のスワップポイントを比較して、FX初心者におすすめの 「豪ドル/円のスワップポイントが高い、おすすめのFX口座ランキング」 を公開!
「豪ドル/円」では、一般的に買いポジションを持ち続けると、ポジションを翌営業日へ持ち越すたびに「スワップポイント」を受け取ることができる。ただし、「スワップポイント」の金額は同じ通貨ペアでもFX会社(FX口座)によって異なる。ポジションを持つ期間が長くなるほど最終的は損益に大きな影響が出てくることも考えられるので、「豪ドル/円」で中長期の取引をするなら、各FX口座の「豪ドル/円のスワップポイント」の水準をしっかりとチェックして、他よりも有利な「スワップポイント」を提供しているFX会社を選んで取引することが大切だ。
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⇒FX口座「豪ドル/円」のスプレッドを比較して、取引コストが安いおすすめのFX口座をランキングで紹介!【2022年7月】「豪ドル/円スプレッド」ランキング
そこで、主要なFX会社の、2022年6月に1万通貨の買いポジションを持ち続けた場合に受け取った1日あたりの平均金額を算出し、その結果をもとに 「豪ドル/円のスワップポイントが高いFX口座のランキング」 を作成した。スワップポイントの水準は日々変化するのが普通だが、1カ月という期間の平均を見ることで、どのFX会社のスワップポイントが魅力的か、ある程度の傾向は確認できるだろう。「ニュージーランドドル/円」「トルコリラ/円」「南アフリカランド/円」「メキシコペソ/円」のスワップポイントも一緒に紹介するほか、各FX口座の「最低取引単位」と「おすすめポイント」も掲載するので、FX会社選びの参考にしてほしい。
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⇒FX会社「口座開設キャンペーン」比較(2022年7月)各社の「キャッシュバック金額」を調査・比較して、FXのお得な口座開設キャンペーンランキングを公開!
窪田製薬HD---「Kubota Glass」の台湾における販売代理店を選定
窪田製薬HD 215 -5
窪田製薬ホールディングスは8日、同社の100%子会社のクボタビジョン・インク(米国ワシントン州)が開発している「Kubota Glass」の台湾における販売代理店として、EverLightInstrument Company(台湾台北市、以下「エバーライト社」)を選定したことを発表した。
エバーライト社は、台湾における大手眼科機器販売会社の1つであり、約20年間、日米欧15社以上のメーカーの眼科に特化した医療機器・設備・器具を販売している。 「Kubota Glass」は、既に米国で販売を開始しており、同社では、エバーライト社を通じて、台湾での販売を推進していくとしている。
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